悠々として急げ

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タルトタタン続き

先日の続きです。
パイ生地を乗せてさらに焼いたところです。
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ひっくり返して型から外します。
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リンゴの持つペクチンにより固まるのです。
リンゴがぎゅーっと凝縮した甘酸っぱい味のタルトタタンのできあがりです。
濃いめのストレートの紅茶とよく合います。
もちろんカルバドスとも♫
ご来店お待ちしております。
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by patisserie-miya | 2010-11-15 17:52 | お菓子

紅玉到着

山形県の大山農場より葉取らず紅玉が到着しました。
今年は猛暑の影響で二週間ばかり遅く、小玉のようです。
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でも実はしっかりとしまっており、例年通り完熟でそのまま食べてもおいしい。
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タルトタタンを作る行程をちょっとだけ紹介します。
一台につき、リンゴを6〜7個入れて、砂糖をふりかけます。
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これをオーブンで2時間ほど焼きます。
すると…山盛りだったリンゴが型の半分ぐらいに!!
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by patisserie-miya | 2010-11-11 16:41 | お菓子

滋賀逍遥

滋賀県立近代美術館で行われている白州正子「神と仏、自然への祈り」展を見に行ってきました。
美術館は瀬田駅近くの文化ゾーンと呼ばれている広い公園の中に図書館などとともに建っています。
公園の木々はもうすっかり色づいており、ポプラの大木がきれいでした。
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白州正子が感銘を受けた仏神像や宝物などが彼女の随筆とともに展示されています。
中でも円空作の「木造十一面観音立像」が愛らしくて素朴で心惹かれました。

その後琵琶湖畔の「行楽庵」で昼食をいただきました。使われている器も盛りつけもお味も最高です。出汁がどのお料理にも効いていて、どれも一見オーソドックスのようですが、柿の胡麻クリーム和えにピスタチオが散らしてあったり、意外な取り合わせもとても参考になります。(作れないけど…)一品一品大変丁寧にまったく手を抜くことなく心込めて作られているんだなあとひしひしと感じられるお料理でした。そしてコストパフォーマンスが高い。「こんなのをこんな値段でいいんですか??」感動をありがとうございました。次回は夜にお酒飲みながらいただきたいです。

最後は石山寺へ。
硅灰石と多宝塔。ちょっとカッパドキアみたいです。紅葉にはあとちょっとでした。
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本堂で色々祈願。
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by patisserie-miya | 2010-11-07 22:10 | その他

再読のススメ

開高健の小説「輝ける闇」を久しぶりに再読しました。以前読んだのは大学時代だったからもう15年ほど経っています。


ベトナム戦争について、当時は何も知識がなく、どちらが勝利したのかさえ曖昧でした。
15年の間にベトナム旅行して、戦争の跡地やベトコンの地下道を見学したり、他の人の書いたベトナム戦争についての本読んだり…などなどベトナム戦争についての知識を増やすこと以外にも社会にでたり、留学したりと色んな体験しました。


そして今改めてこの本を読むと以前理解できなかったり、意味不明だったりした箇所がすとんと胸に落ちてきました。
また何年後かに読むときっと感想が変わってくるんだろうなと思います。
この本は「ベトナム戦争」について書かれていますが、その他の箇所も大変印象深いです。


例えば、ベトナム人の青年が日本人の作家に日本について質問する箇所

東京はどういう町かについて

「大きな町だね」
「それから?」
「人と自動車と家でいっぱいなんだ」
「よく聞きます」
「すぐ熱くなってすぐ冷たくなる。最新型なら何にでもとびつくね。でも三ヶ月で飽いちゃう。何でも三ヶ月だ。あまりたよりにするな」
「それから?」
「朝から晩まで自分のことばかり喋ってる」
「それから?」
「敏感だが冷血だ」
「それから?」
「それでおしまい」
豊富で貧しく、華麗で醜悪、軽薄で精悍な東京


読書の楽しさはその時の自分の状況や環境、気持ちによって、読んで受け取る印象が変わってくることもあると思います。
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by patisserie-miya | 2010-11-03 21:48 |