芸術の秋ということで、またまた展覧会。
奈良県立美術館で開催中の「不染鉄」展。
名前を聞いたこともなかったのですが、テレビで紹介されていたのを見て行ってきました。
細かい描写なんだけれども、完全なる写実でもなく不思議な世界。
空想と現実が入り交じって、どこか郷愁を誘う感じでした。
不染さんは奈良に住んでいたことがあるそうで、奈良の大仏殿や薬師寺の五重の塔を描いた作品が私は特に印象に残りました。
久しぶりに奈良に行ったのですが、外国人旅行者の多さに驚きました。
柿の葉寿司の出店は大賑わいでした。
そしてなぜか鹿を一匹も目撃せず。
それでもやはり奈良はなんだかのーんびりと間延びした感じで良かったな。
お昼ご飯を頂いたお店で油長酒造の「鷹長」というお酒の「菩提もと」仕込みを飲んだのですが、マイナス20度の超甘口という飲んだことがない味わいで非常に美味しかったです。食中にガンガン飲むようなお酒ではなく、食前もしくは食後のデザート代わりに一杯だけキュッと飲むのに最適かな。
近所に売っていないのが残念ですが、また奈良に行ったら飲もうと思います。